こんにちは、kauieの中林です。
3月15日は所得税の確定申告書提出期限でしたね。
前職では税金に関する講師業に従事しておりましたので、
今回は不動産にまつわる税金を簡単にご紹介させていただきます。
①消費税
1番馴染みのある税金ですが、消費税は課税されるものと、されないものがあります。
建物を購入する場合、“誰から”購入するかによって異なります。売主が個人(一般の方)であれば非課税です。
ただし、売主が事業者である場合には、建物は課税となります。土地はいずれの場合も非課税です。
さらに物件以外の諸費用、仲介手数料や住宅ローンの事務手数料などにも消費税はかかります。
住宅ローンの利子や火災保険は非課税です。
②印紙税
売買契約書に収入印紙を貼り付けるだけで納税が完了する税金。
不動産の売買契約を締結する際に収入印紙が必要になります。
運転免許証更新時などに貼る収入証紙との違いは、収入印紙は国に納めるもの、収入証紙は都道府県に納めるものです。
③不動産取得税
不動産を取得したときに都道府県が課税する税金。相続発生により取得した不動産の場合は非課税です。
また、一定の条件を満たす物件を購入すると軽減制度が適用されるため、負担がない場合もあります。
④登録免許税
取得した不動産を登記するときに国に納める税金。
居住用として購入される不動産を登記する場合は税金の軽減制度があります。
⑤固定資産税
1月1日に不動産を所有している人に対して市町村が課税する税金。他の税金と異なり、毎年かかります。
固定資産税は、新築住宅など築年数が浅いほど数十万と高くなります。
一方、築年数の古い中古住宅だと数万円程のこともあり、
毎年のコストを抑えることができるのでお勧めです。
…といったように、不動産購入時だけでなく、購入後にも税金がかかります。
購入するまでのプランだけではなく、購入後の負担についても考えた上で検討することが大切です。
もちろん税金だけではなく、不動産に関わるお金のことについても丁寧にご説明いたしますので、
ご不明な点はお気軽にお尋ねください。
皆様のお越しをお待ちしております!